はじめに
この記事ではウォッチドッグスシリーズの最新作である「ウォッチドッグスレギオン」のストーリーのあらすじやゲームシステム、プレイした感想、役立つ情報などを書いています。
※私はまだストーリーをクリアしていません。少し遊んだ時点での感想です。
あらすじ(導入部のネタバレ有)
あらゆる物がインターネットに接続された近未来の世界。
巨大企業が権力を強める中、ハッカー集団「デッドセック」は世界各地で抵抗を続けていた。
ある日、ロンドンで活動していたデッドセックメンバーは爆破テロの情報を掴み、テロを未然に防ぐため現場に元MI5のエージェント「ダルトン・ウルフ」を送り込む。
エージェントたちはこれまでと同様に着実に任務を遂行していった。
しかし、突如として本部が謎の部隊に襲撃され、デッドセックの要であるサポートAI「バグリー」のシャットダウンを余儀なくされる。
完全に味方からのサポートを受けられない状況で、経験を活かしてダルトンは起爆装置の解除を試みる。
辛くも爆弾の無力化に成功したが、自らを「ゼロデイ」と名乗る組織が現れデッドセックは利用されていたことを悟る。
直後、ロンドン各地で爆発が発生し、ダルトンは射殺された。
ゼロデイによってデッドセックは爆破テロの犯人に仕立て上げられた。
組織の思惑通り、たった数か月の間に管理システムである「ctOS 3.0」を運営するブルーム社と民間警備会社「アルビオン」によってロンドンは支配された。
以前の法は効力を失い、政府は機能しなくなった。アルビオンとctOSが成り代わったのだ。
人々は今、監視され情報統制と暴力によって抑圧されている。
大多数のエージェントを失い、濡れ衣を着せられたデッドセックは壊滅の危機にあった。難を逃れたエージェントの一人「ザビーネ」は抑圧を打ち破るためデッドセック再建へ動き出す。
最後の希望を託しザビーネは見込みのある人材にコンタクトをとる。
そして新人エージェントによりデッドセックは活動を再開し、爆破テロの真実を知り立ち上がった人々は管理社会に楔を打つ。奪われた街を取り戻すために。
これは、権力に抗うレジスタンスの物語である。
ゲームシステム
マップは前作同様オープンワールドで、今作の舞台は近未来のロンドンです。
ウォッチドッグスシリーズの重要な要素として今作でもハッキングが登場します。プレイヤーはハッキング能力を駆使してctOSによる包囲網を破りアルビオンを倒していきます。
ハッキングでできることは無数にあります。街中を飛び交いパトロールや物資の配達をしているドローンをハイジャック(遠隔操作による乗っ取り)して上空から街を観察したり、敵の施設に潜入して安全に中の状況を確認しデータを盗んだりと様々な用途があります。
キャラクター
本作最大の魅力は町にいるキャラクターはほぼすべて仲間にすることができる(仲間の人数には上限がある)リクルートシステムだと思います。
街の人々は職業や趣味に応じてスキルを持っており、デッドセックの活動に役立てることができます。例えば建設作業員は建設用の大型ドローンを好きな時に呼び出せます。さらに作業服を着ていれば工事現場でその場に溶け込み潜入することができます。
リクルートしたキャラクターには固有のスキル以外に何種類かの武器やアイテムを装備させることができます。これらのアイテムは「テクノロジー」と呼ばれ、「テックポイント」を消費することで使えるようになります。テックポイントはミッションの報酬や街の収集物から入手することができます。
リクルートした仲間はデッドセックの活動によって敵から攻撃を受けます。キャラクターは致命傷を受けると病院に入院したり、敵に逮捕されたりして一定時間使用できなくなります。
また、「死んだら終わり」という設定があります。この設定をオンにすると致命傷を受けたキャラクターは死亡したと判定され、永遠に失われます。
この、「死んだら終わり」の設定はロールプレイとして緊張感を味わいたい方以外はオフにした方が良いかもしれません。
「死の可能性あり」などのスキルを持つキャラクターは「死んだら終わり」の設定がオフでも失う可能性があることに注意が必要です。
戦闘
前作までは近接攻撃を一回行うだけで敵を行動不能にできたのですが、今作では「テイクダウン」と呼ばれるアクションをしない限り敵を一撃で倒すことはできなくなっています。
ただし、敵に発見されていないときや、行動不能な状態にしたときはいきなりテイクダウンできます。
そのため近接攻撃(素手やバット、バールやレンチなど)で複数回攻撃しないといけません。
近接攻撃には、殴る,ガードブレイク,回避の3つのアクションが有るので、近接戦闘に深みが生まれました。
もちろん銃を使うこともできます。銃の種類は様々なものがあります。中でも職業によってはペイントガンやネイルガンなどその職業の工具を武器にしたものもあります。
情報
プレイに役立つ細かな情報を箇条書きでまとめました。
- 服装が豊富にある(さらにボタンを留める,フードを被るなどの切り替えができる)
- スパイダーボットスポーンが設置してある
- 街中にはたくさんのお金とガジェットをアンロックするためのポイントがある
- 個人のスキルで所有している銃と車はペイントできる
- ダーツやリフティング,配達などのミニゲームが充実している
- 音声,テキストファイルが町のいたるところに落ちている
- 車(バイクを除く)はオートドライブ機能がある
- バイクで停まっているときにアクセルとサイドブレーキを長押ししながらハンドルを横にし続けるとその場で回転できる
感想
決まった主人公は存在しないとのことでストーリーに深みがあるのか心配でしたが、全てのキャラクターにしっかり日本語音声がついていてムービーでもそのキャラクターにあったセリフの言い回しがありとても自然に仕上がっています。
ザビーネやバグリー、敵のボスなどの固定のキャラクターの作りこみもあって今のところストーリーは良い感じですね。
シリーズ初となる大型ドローンに乗っての飛行は自由度が高くなってとても楽しいです。ロンドンの建物は高いので屋根に上ることが難しいのですが、大型ドローンを使うことでほとんどの建物の屋上に素早くあがることができます。
ストーリーミッション以外でもテックポイントを集められるのでストーリーの序盤でも自由度が高いのも良い点だと思います。
このゲームに向いている人
ただミッションをクリアするだけだと単調になりがちなので自分がリクルートした人物に感情移入できる人におすすめです。自分でキャラクターの設定を考えたりロールプレイを楽しめる人ならぜひ遊んでみてください。
逆に、街の一人ひとりのバックグラウンドが作りこまれているわけではないので、前作のマーカスやエイデンのような固有のストーリーを楽しみたい方には向かないかもしれません。(シーズンパスで追加される予定のキャラクターには固有のストーリーがあるようです。)
最後に
私が書いたあらすじは楽しんで頂けましたでしょうか。
ウォッチドッグスシリーズの一作目について書いた記事もあります。
良ければ読んでみてください (((っ・ω・)っドウゾ
お読みいただきありがとうございました。
⇩ウォッチドッグスレギオン公式ページ
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